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タグ: エル・カピタン

エル・カピタン

評価:6/10

「タイクーン」のリメイク。

クラマーと「豆じゃないよ」作者の共作。

自分の船を動かして、倉庫や砦を建設していく。

誰かが全ての駒を建設し終えたらラウンド終了で決算。

各都市の倉庫マジョリティ収入と倉庫を配置している都市数による収入が得られる。

これを3ラウンド繰り返して、お金を一番持っているプレイヤーの勝ち。

特徴は船の移動方法。

移動カードを購入して、それをプレイすることで移動するのだが手札上限は無い。

なので、事前に計画通りの移動カードを購入しておくことも重要になる。

あと、最初の所持金だけだと全然足りず、

借金が出来るのだが、借金をすると船が盤外に出てしまい、手番と移動カード購入コストがかさむことになる。

元の「タイクーン」は98年のゲームなんで、セーフティー無しのむき出しのゲームデザインでヒリヒリするが、それが面白い。

特に感心したのは、ラウンドの移り変わりでのプレイ感の変化。

倉庫閉鎖ルールや得点トラックの数字の並びだけでコレを表現しているのは見事。

元の「タイクーン」は未プレイだが、調整が入っていて戦略の幅が広がってるみたい。

馴染みのない地名と筆記体風フォントによって、視認性やテーマは「タイクーン」の方が楽しみやすそう。