スタンダードなトリックテイキング。
37年前の「ドラゴンマスター」っていうゲームのリメイク。
が、大分ルール変更が加えられてるっぽい。
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1~9、4スート。マストフォロー。ノートランプ。
1人が親となり場のお題カード3枚から1枚を選び、ディールのルールを決める。
「赤1枚ごとに1点を親に支払う」
「緑の最後のカードを取ったら親に8点支払う」
「最初に3トリック取ったら親に8点支払う」
等々・・・基本的に取ったらダメなルール。
これに対して子はカウンター宣言が出来て、まるっきり逆のことを目指すことが出来る。
例えば、「赤1枚ごとに1点を親に支払う」のカウンターは「赤を全て獲得すれば他プレイヤー全員から4点を得る」になる。
ただし、失敗した場合、親に6点支払わなければならない。
他プレイヤーはカウンターが成功することのメリットが無いので、全力で妨害に来るので中々達成は大変なのだが、1度だけ自分の出したカードのランクを10にできる指輪も貰えるので、やりようによってはどうにかなる。
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トリックテイキングの基本に忠実なので、安定感のある面白さ。
手札交換等が無いので、手札運のウェイトはそこそこあるが、1ディールが短いので許せる。
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元の「ドラゴンマスター」は終了条件が難し過ぎて終わらないっていう話みたいだけど、今作は全員が3回ずつ親をやったら終わるので安心。