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タグ: イベリアン レイルズ

イベリアン レイルズ

評価:6/10

バブリーな鉄道株ゲーム。

台湾デザイナーの新作。

「シカゴエクスプレス」や「アメリカンレイルズ」のような鉄道株ゲーム。

このゲームの特徴はキャラクターカード。

ラウンドの最初に各プレイヤーは自分のキャラクターを選択する。

キャラクターによって線路敷設の価格が異なったり、株券の競り方式が制限されたりする。

あと、「会社のお金に30金追加」「他社の駒があっても追加金不要」のような特殊能力も持っている。

ラウンド毎にキャラクターは変更するので、そのラウンドにやりたいことに合わせたキャラクターを選択する感じになる。

キャラクターは十数枚用意されているので、毎ゲーム使うキャラクターを変えてバラエティを生み出せるようになっている。

手番は鉄道株ゲームでよくある筆頭株主が会社の手番を行う形式で、「線路敷設」か「株の競り」を行う。

「線路敷設」は一般的なものだが、「株の競り」がちょっと変わっている。

まず、自社株しか競りに出せない。

つまり、競りをしない限り筆頭株主をキープし続けることが出来る。

競りの種類もクローズとオープンの2種類があって、オープンだと競り値は会社のお金になって、クローズだと競り値はオークショナーのものとなる。

会社を成長させたいならオープン、売り抜けたいならクローズってところだろうか。

あと、競りが終わると配当が行われる。

接続している都市数によって1株分の配当金が決まる。

スタンダードな鉄道ゲームっぽいけど、細かいルールによってオリジナリティが生みだしている。

思い返していると、もう一度遊んでみたくなる魅力はある。