バブリーな鉄道株ゲーム。
台湾デザイナーの新作。
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「シカゴエクスプレス」や「アメリカンレイルズ」のような鉄道株ゲーム。
このゲームの特徴はキャラクターカード。
ラウンドの最初に各プレイヤーは自分のキャラクターを選択する。
キャラクターによって線路敷設の価格が異なったり、株券の競り方式が制限されたりする。
あと、「会社のお金に30金追加」「他社の駒があっても追加金不要」のような特殊能力も持っている。
ラウンド毎にキャラクターは変更するので、そのラウンドにやりたいことに合わせたキャラクターを選択する感じになる。
キャラクターは十数枚用意されているので、毎ゲーム使うキャラクターを変えてバラエティを生み出せるようになっている。
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手番は鉄道株ゲームでよくある筆頭株主が会社の手番を行う形式で、「線路敷設」か「株の競り」を行う。
「線路敷設」は一般的なものだが、「株の競り」がちょっと変わっている。
まず、自社株しか競りに出せない。
つまり、競りをしない限り筆頭株主をキープし続けることが出来る。
競りの種類もクローズとオープンの2種類があって、オープンだと競り値は会社のお金になって、クローズだと競り値はオークショナーのものとなる。
会社を成長させたいならオープン、売り抜けたいならクローズってところだろうか。
あと、競りが終わると配当が行われる。
接続している都市数によって1株分の配当金が決まる。
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スタンダードな鉄道ゲームっぽいけど、細かいルールによってオリジナリティが生みだしている。
思い返していると、もう一度遊んでみたくなる魅力はある。