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タグ: イエロー&ヤンツィー

イエロー&ヤンツィー

評価:6/10

「チグリス・ユーフラテス」の姉妹作(?)。

舞台は中国の黄河と長江に。

ルールもかなり色々変わっている。

マスがヘックスに。

モニュメントが3マスで建つようになり単色に。

各色2個ずつしか無く、3個目が建つと移動する。

一番影響が大きそうな変更は外戦。

全てのリーダーの争いをまとめて処理するようになり、全プレイヤーが参戦可能。

そして、戦力は赤タイルしか考慮しない。

負けた方だけがタイルを除去されるんじゃなくて対消滅になっている。

勝った方が貰える得点も除去した数に関係なく一律1点。

処理が内戦と似た感じになっている。

タイルの色毎に能力があって、

青(農民)は連続配置、緑(商人)はタイルの選び取り、黒(役人)は内乱の戦力、赤(軍人)は外戦の戦力、黄(職人)は能力は無いがオールマイティ得点を獲得できる。

「災害」タイルがなくなり、青タイルを2枚捨てることでタイル除去が出来るようになっている。

また、緑タイル2枚を捨てるとモニュメントの再建が出来る。

外戦まわりの処理はシンプルになり、財宝のルールも無くなっている。

その分、色ごとの能力が追加されているのでルール分量的にはプラマイゼロ。

直感性で言えば、今作の方が分かり易い気はする。

「チグリス・ユーフラテス 」のように外戦で大量得点することが出来ないので、コツコツ稼ぐ地味な展開。

大国同士が接近し始めた時のひりつく緊張感!みたいなのは無くなっているのは残念な気はするが、その分気楽で遊びやすい。

万人向けの「チグリス・ユーフラテス」って感じだろうか。

今作ならではの戦略がありそうな気もしているので、もう何回か遊んで再評価してみたい。