南極でのマジョリティづくしゲーム。
アルゲントゥムのエッセン新作。
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とにかくマジョリティ争いづくし。
8つあるエリアではもちろんマジョリティ争い!
複数あるトラック上でもマジョリティ争い!
特定の建物を建てた数でもマジョリティ争い!
途中で捨てた駒の数でもマジョリティ争い!
インタラクションづくし!
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これだけを聞くとヤケクソ感を感じるけど、意外とまとまっていて混乱しない。
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で、このマジョリティの得点が「王と枢機卿」式。
1位はそのエリアの駒全体の得点。
2位は1位の駒数。
3位は2位の駒数・・・と続く。
1位争いで競った時に1位と2位で大差がつくのがこの形式の特徴だが、「アンタークティカ」では更に1位のみにつくボーナスがあるので、格差が広がっている。
終盤に起こるトップ争いの緊張感に痺れる!
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手番順システムも特徴的。
各エリアでワーカーの順番待ち列が出来ていく。
人気があるエリアにワーカーを置きたいが、手番まで時間がかかるようになる。
終盤にはこの手番順がかなり重要になるので、先を見越したプレイングも要求される。
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序盤は何をやったら良いのか良くわからない状態で「ハテナ???」なのだが、徐々に指針が見えつつ展開もスピードアップ!
終盤に向けて徐々に盛り上がっていく。盛り上げ上手!!
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今のところ、エッセン新作で一番!
インタラクションが強いので万人には受けないかもしれないけど、好きな人には響きそう。
ちょっと興奮気味なので評価7に抑えておくけど更に上を狙えるんじゃないか・・・もう一回遊んでみて冷静に見極めてみたい。
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(追記)
2回目、遊んでみたけどやっぱり面白い!
より見えてくる部分も増えて興奮度アップ!
評価7→8へアップ!
インスト時には、緑の建物は2個駒を置ける唯一の建物っていうのを強調したほうが良さそう。
あと、カードは使ったらゲームから除外。早めに船を増やすプレイヤーへのデメリットを強めている。
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ただ、まわりの評価を聞いているとと「めちゃくちゃおもしろい!」って人と「ピンとこない・・・」って人に二分される。
好みが出やすいタイプなのかも。