運河に囲まれたアムステルダムの街を訪れる観光客を自分のホテルに呼び込む。
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運河を周回する船からドンドン観光客が湧いてくる。
街には建物が敷き詰められていて、建物の表は昼の店、裏は夜の店になっている。
市長駒を動かして隣接する夜の店を昼の店にひっくり返す。
このひっくり返した建物に載っていた観光客は、同じ種類の店に一気に移動してしまう。
逆に夜警駒は昼の店を夜の店にひっくり返す。
そうやって、自分のホテルの周辺に12の観光客を集めたプレイヤーの勝ち。
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最初の2手番で、自分のホテルを盤面に配置していくのだが、この配置がかなり大事。
このホテルが市長や夜警の移動を妨げる壁の役割も果たすので、この配置によって行きやすい場所、行きにくい場所が決まる。
後は、近場にホテルを建てたプレイヤー同士で協力したり、自分の絡んでないホテル近辺の客を遠のけたり・・・とマルチな展開に。
とは言え、船や市長駒・夜警駒の移動数がダイスロールで決まるのでそこまでガチガチにはならない。
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初期配置でミスると厳しいっていう難点はあるけど、オリジナリティがあって面白い。