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タグ: トランプ

22(トランプ)

評価:6/10

「5本のキュウリ」をチョビっと複雑にした感じのゲーム。

最終トリックに勝っちゃいけないのは一緒。

違うのは、「リード時に同じランクを複数枚が出せる」。

以降のプレイヤーは同枚数のカードを出すのだが、全てのカードが上回っていないといけない。

そうしない場合は、最も小さいカードから同枚数出す。

あと、最初に手札交換ができる。

悪くないが、「5本のキュウリ」と比べると、ちょっと焦点がボヤけちゃってる気がする。

スペード(トランプ)

評価:6/10

スペードが切り札のマストフォローペア戦。

非常にオーソドックスなトリックテイキング。

カードを配られたらリードプレイヤーから順番に取るトリック数をビットしていく。

全員がビットしたら普通にプレイ開始。

チームの取ったトリック数がチームのビットの合計以上なら成功。

10×(ビット数) + 1×(ビットを超えて取ったトリック数)が得点として貰える。

失敗すると、-10×(ビット数)の失点。

あと、0ビットは「ニル」と呼ばれ、これは個人で達成すればよい。

成功すれば100点で、失敗すれば-100点。

手札を見る前に「ニル」宣言する「ダブルニル」っていう荒業もあるが、なかなか登場の機会はなさそうだ。(ちなみに成功で200点。失敗で-200点。)

宣言数「以上」取れば成功になるので、控えめなビットにしとけば安心かというとそうでもない。

宣言を超えたトリック数は徐々にバッグってのに溜まっていき、これが10溜まると一気に-100の失点を食らう。

最初、このシステムの意味がいまいちピンと来なかったのだが、何ディールか進めると意味がわかってくる。

勝利ラインを超えられるか超えられないかという所でバッグが7とか8になってくる。

ビットがよりシビアになり、ドラマを巻き起こすようになっている。

この「スペード」、Window 7に標準で搭載されてるみたい。

これからの暇つぶしは「ソリティア」や「ハーツ」じゃなくて「スペード」だ!

セブンスペード(トランプ)

評価:5/10

シンプルなブラフトランプゲーム。

山から1枚ずつカードを引いていって、スペードを3枚引くことを目指す。(5人プレイ時)

引いたカードは自分だけ見て、「スペードです」と言いながら自分の前に伏せて置くか、場に捨てるか。

伏せて置いたら、他のプレイヤーはブラフ宣言ができる。

ブラフ宣言があったら、スペードかどうかのチェックをして間違えてた方が脱落。

最後の一人になるか、3枚スペードを引けたら勝ち。

ブラフ宣言をされたら、スペードを伏せていたとしても、そのスペードを捨てないといけない。

これによって、勝ちそうなプレイヤーが簡単に勝てないようになっている。

ブラフ宣言成功しても、個人的なメリットは無いので「お前が言えよ!」「お前こそ言えよ!」っていうブラフ宣言押し付け合いが起こる。

深みがあるゲームではないが、シンプルにブラフを楽しむには良い。

勝利条件の枚数は人数によって変わっていて

5人なら3枚

4人な4枚

3人なら5枚

2人なら7枚

「セブンスペード」ってタイトルなので、二人用がメインっぽい。

多人数の方が面白い気がするけどね・・・

タントニー

評価:7/10

トリックテイキングのトランプゲーム。

マストフォローで切り札なし。そして、2対2のペア戦。

作者は「ウサギとハリネズミ」の「パーレット デヴィッド」。

トランプ界では有名な人だったのね。

52枚配りきりで13トリックを行うのだが、12トリック目までは各自3トリックずつしか取れない。

そして、取ったトリックが次のラウンドの手札になる。

ここらへんが「トランプ・トリック・ゲーム!」に似ているが、多分この「タントニー」からヒントを得たのだろう。

しかし、「トリックの勝者がトリックを取るプレイヤーを選ぶ」ってルールによって大分プレイ感は異なる。

得点形式も違うしね。

とても面白いゲームなのだが、ペア戦ってのが曲者。

レベルやプレイスタイルがあった者同士でプレイする必要がある。

2ディール目以降は記憶が大事な上にカウンティングの重要度も高め。

ガチンガチンの人とペアになったらストレスで死ぬ可能性がある。

とは言え機会があれば、是非プレイしてもらいたいトランプゲーム。

ルールはココで紹介されてます。