デッキビルド&ピック&デリバー。
「クリニック」のデザイナー。
線路を敷いて、乗客を運んでお金や幸福度(勝利点)を稼ぐ。
5種類のアクションからいずれかを実行するのだが、どのアクションを実行するにしても手札からカードを使う必要がある。
対応するアクションアイコンが必要なのはもちろんなのだが、対象となるマスや建物のアイコンも合わせてプレイしなければならないのが特徴。
デッキビルドによって、得意な建物や地域が決まっていくようになっている。
そのデッキビルドや線路によるネットワーク構築も、もちろん面白いのだが、一番衝撃を受けたのは手番順の競りシステム。
詳細は割愛するが、競り負けても全額支払う必要があるうえに、思い切った入札をしたときに上回られると悲惨な状況になる・・・
時代的には、とにかく脱落が無いようにセーフティーを付ける流れなのに、その真逆を行く厳しい競りシステム。
変わったシステムなので万人受けはしないだろうが、随所に独自性があって面白かった。