「サンマルコ」二人用。
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アドルングの小箱だけど、これは良いですよ。
「サンマルコ」の贅肉をそぎ起こしてシャープになっております。
アドルングなのでカード枚数が少ないのだが、この少なさを生かして戦略性を増すことに成功している。
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ちょっと、裏切りカード(相手の手札からカードをドロー)の枚数が多すぎる気はするが・・・
そこらへんは、アランムーンの好みだろう。
ボードゲームメモ
「サンマルコ」二人用。
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アドルングの小箱だけど、これは良いですよ。
「サンマルコ」の贅肉をそぎ起こしてシャープになっております。
アドルングなのでカード枚数が少ないのだが、この少なさを生かして戦略性を増すことに成功している。
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ちょっと、裏切りカード(相手の手札からカードをドロー)の枚数が多すぎる気はするが・・・
そこらへんは、アランムーンの好みだろう。
30年ぐらい前のシド・サクソン、日本語版。
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2 or 4人用。
4人プレイの場合は2vs2のペア戦。
5×5に並べられたチップを交互に取っていって、同じ色を沢山集めることを目指す。
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ボードの各辺に矢印があり、各プレイヤーが1つずつ受け持つ。
手番では、矢印を動かして敵チームの矢印との交点のチップを取ることができる。
この時、対面の矢印と同じ位置に矢印を置くことはできないし、動かないのもダメ。
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そこそこ先読みができるアブストラクト。
これだけだとガチすぎると考えたのか、チップの半数は裏向きに置かれる。
各プレイヤーが最初に裏のチップの色を何枚か見ているので若干の記憶要素もある。
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さすが、巨匠シド・サクソン。古さを感じさせないゲーム。
機会があったら、また遊んでみたい。
マストノットフォローなトリックテイキング。
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同じ色を出してはいけない。
数字がデカイ人がトリックを取れて得点カードゲット!
色ごとに数字のバラツキがあり、弱めの色で勝つほど高得点がもらえるって具合。
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あと、強烈なのは、終わり方。
出せるカードが無かったら、好きなカードを出せるってわけじゃなくて、どこでいきなり終わる。
この終了タイミングを読むことは難しいので、ビックリする。
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普通のトリックテイキングとは趣が違ってなかなか面白い。
だが、繰り返しプレイするポテンシャルがあるかどうかは・・・
トリックテイク好きは一度お試しください。
激短鉄道ゲーム。
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「株券を交換する」か「鉄道網を広げる」のどちらかを実行するだけ。
っていうシンプルなルール。
鉄道網が都市に繋がれば繋がるほど、その会社の株価は上がる。
株価を上げる為に鉄道網は広げたいが、鉄道網に使うコマと株のコマは共通なので鉄道網が広がれば広がるほど世界の株は減って行くってことになる。
ジレンマ!ってわけですな。
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このゲームの独自性を出しているのは鉄道網を広げる際に置く駒の数が5個っていうこと。
30個ぐらいしかないコマのうち5つを1手番で置かれてしまうのだ。
ものすごいスピード感ですよ。
1プレイ30分かからないからね・・・
鉄道ゲームだけど、クニツィアの「フリンケピンケ」っぽいシンプルさがある。
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見た目はイカツイけど、プレイ感は軽いよ。
怖がらないでプレイしてあげてください。
子供向けジャングルスピード。
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場に散らばったタイルを順番にペロペロめくっていって、どこかしらで一致するイラストを発見したら、ボーダー少年を早取り。
タイルには3つのイラストが描かれているってのがミソだね。
車はあそこにあったなぁとボンヤリ覚えていても、別のイラストが一致して無くなってたりして。
完全に覚えるのは難しい。
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お手つきは起こりづらいが、大人でも十分楽しい。
ニムトのような軽いゲーム。
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ニムトとの違いは、絶対安全な領域と、危険はあるが上手くやればプラス点という2つのルールがあること。
ノーリスク・ローリターンと、ハイリスク・ハイリターン。
あと、ある程度先が見えるので、先を見越した計画性も大事。
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とはいっても、手札運はそこそこ高い。
場札の数字に近いカードが無いとかなりキツイ展開になる。
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あと、「ニムト」は残念ハプニングだが、「もっとよせて」は、たなぼたハプニング。
個人的には「ニムト」の方が盛り上がるように感じた。
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ニムトっぽい何かをしたい時にプレイしてみては如何でしょうか。
プレイ時間8分ってふれ込みの陣取りゲーム。
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確かにルールは非常にシンプルで、ゲーム慣れしている人にならインストは3分で終わる。
基本はエリアマジョリティの陣取り。
手番では6枚並んだ場札から1枚を選ぶ。
そのカードに描かれたアクションを実行した後に、そのカードを自分の前に置く。
カード自体にもセットコレクション要素がある。
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要素をそぎ落としているのは良いのだが、そこから生まれる何かがない。
そぎ落とすことによって、広がりを出しているゲームこそ素晴らしいと思っちゃいました。
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5人だと各自7手番でゲームが終わる。
短いゲームと言っても、流石に短すぎるかも・・・
3人だと10手番らしいが、それぐらいが丁度良いかも。
シド・サクソン作、1969年(!?)
6種類ある企業を組み合わせて複合企業を作る。
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色違いの企業を組み合わせることで得点を得るセットコレクション。
組み合わせるにはルールがあって、企業カードにはA~Fのアルファベットが1個以上書かれているのだが、このアルファベットが最低1つは一致しないといけない。
なんとなく「ネオス」を思い出すルールだね。
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場札からカードを購入するシステムや、山札に決算カードが紛れているシステム等、アラン・ムーン臭を感じるゲーム。
さてはアラン・ムーン・・・少年時代にこのゲームで遊んでたな・・・
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40年以上前のゲームなので、個人攻撃が強かったり、冗長な印象は拭えないが、この後の色々なゲームの土台となったと思うと感慨深い。
ボードゲームの歴史を知るために1度はプレイしておきましょう。
記憶と瞬発力。
クニツィア+ツォッホ社。
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7色ある7枚ずつのカードには、それぞれ固有のイラストが描かれている。
で、テーブルに各色1枚ずつ表向きに置いて、みんなで確認してから伏せる。
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で、山からカードを1枚めくって、そのカードと同じ色の伏せられたカードのイラストを素早く言う。
ってゲーム。
7色全部覚えていると、瞬発力が落ちるので2色ぐらいに絞って、待った方が勝機がある。
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記憶と瞬発力って有りそうであまり無い組み合わせ。
題材を変えて3種類発売されてるみたい。
お好みのシリーズをどうぞ。
クニツィアの2段階セットコレクション。
同色の騎士を集めてモンスターを狩って、そのモンスターのセットコレクションで偉業を成し遂げる。
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ドイツゲームでは、手番にAかBかCから1つ選べってルールが多いが、この「キングアーサー」はAもBもCもやっちゃってくださいってルール。
なので、ジレンマが薄くゆるい感じで進行する。
縛りみたいなものは無く、結構引き運強い。
ゲーマーは、ここら辺がお気に召さないでしょうね。
ってことで、上級ルールも用意されている。
ちょっとルールが追加されるだけなのだが、プレイ感はそこそこ変わる。
でも、やっぱりちょいユル。
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構造理解は容易で、誰でも楽しめる間口の広いゲームになっている。
テーマがファンタジーなのがちょっと不安でしたが、苦しさのない楽しいゲームでした。