我慢といやがらせ。
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取りたくない物を競るっていう変わった競り。
コインを1枚ずつ出していくジリジリ感が、苦しさを演出してるね。
大半はゲーム最初に抜いたカードで勝負が決まるのだが、手軽に苦しさと厭らしさを体感できるとても良いゲーム。
ボードゲームメモ
我慢といやがらせ。
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取りたくない物を競るっていう変わった競り。
コインを1枚ずつ出していくジリジリ感が、苦しさを演出してるね。
大半はゲーム最初に抜いたカードで勝負が決まるのだが、手軽に苦しさと厭らしさを体感できるとても良いゲーム。
アメリカ大陸を横断した探検隊をテーマにしたレースゲーム。
レースゲームと言っても、スピード感は皆無。
1ルートしかないので移動距離を表しているトラックとして捉えることもできる。
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システムは、デッキ構築風カードマネジメントとリソースマネジメント。
あと、ちょろっとワーカープレイスメント。
最初はみんな同じカード構成で始まるのだが、徐々にカードを買い足したり捨てたりしながら、ベストなメンバーを揃えていく。
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ルール量は多いし、カードもそれぞれに異なる効果。
ごちゃごちゃし過ぎだよ!ってなりそうだが、意外とスッキリ頭に入る。
各リソースの使用目的がハッキリ分類されているし、カード効果も全てアイコン化されているほどシンプル。
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ただ、レースゲームでありながら他プレイヤーとの絡みは薄く、ソロプレイ感は強い。
自分だけで効率の良いプランニングをする感じ。
ここらへんは良くも悪くも今風だね。
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苦しさが少なくポジティブなゲーム。
重量級ゲームだけど、何気にプレイヤーの間口は広いんじゃないかな。テーマも良いし。
建築の仕事を取って来て、労働者を雇い派遣する。
ルール説明は10分ほどで終わる。かなりシンプルなゲーム。
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1個ずつ仕事をこなしていくのは効率が良くないシステムになっていて、複数の仕事をパラレルで上手く回すことを求められる。
最初は小さいな仕事をコツコツこなしつつ、徐々に大きさや数を増やしていくのが成長している感じで楽しい。
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悪くないのだが、流石にちょっと平坦すぎるかな。無味。
何かしら、オッと思わせる部分がほしかった。
まぁ、ライトゲーマー向けに分かりやすさ重視で作られているんだろう。
バスケットボールがリングに当たらずにシュッと入る。
あの気持ちよさをカードゲーム化!
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場に並べられた16枚の透明のカード。
カードには1つのボールと1つのリング。
これらのカードを2枚重ね合わせて、互いのボールを同じ色のリングに入れる。
早い者勝ち!リアルタイムゲーム!
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と、ここまでが初級・・・
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本番は3枚以上のカードを重ね合わせてそれぞれのボールをリングへ入れる。
これを聞いた時は「無理無理無理!1枚も取れないわ!」って思ったけど、やり始めたら結構いける。
ピタッとはまると中々気持ちいい。
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もちろん得手不得手が出る類のゲーム。
とは言え、「セット」みたいに頭が痛くなることはないので、気楽に挑んで見てください。
王道リアルタイムゲーム。
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海外ボードゲームやったことない人とゲームやる時には、よく登場する。
ギャーギャー騒ぐっていう本能的な楽しさ。
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このゲームをプレイするたびに、そんなボードゲームの楽しさもあったと思い出し、しんみり嬉しくなっちゃうね。
「ピッグテン」を3山にした感じ。
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3山にしたことで、「ピッグテン」にあったスピード感はなくなっている。
その分、ちょっと先を見越したカードプレイと、特殊カードで誰か一人を狙い撃ち!みたいなトップ叩きができる。
プレイ感は全く別物。
「ピッグテン」を引き合いに出したのは間違い。すいません。
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「狼カード」っていう強いカードがあるんだけど、これを使った後のギャンブル処理が不可解。
不可解なんだけど、盛り上がるっちゃー盛り上がるので良し!
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あと、昇順降順の入れ替わりと手番順方向の入れ替わりがある。
昇順降順の入れ替わりはわかるのだが、手番順方向の入れ替わりが不可解。
いや、わからなくはないんだけど、付け足し感は否めないかな。
ビリビリ棒的な手術ゲーム。
なぜか、海外ドラマでよく見かける。
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病気だらけの患者さんの体内から色んなものを取り出して元気にしてあげる。
取り出すのに使うのは電極クリップ。
切り口のフチに触れてしまうと、鼻のランプが光って手術失敗。
上手く取り出せたら、プラス得点。
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小学生の夏休みの工作を企業が作ったらこうなりました。
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これを、ボードゲームと呼んでいいかわからないが・・・
まぁ良いか。
企業乗っ取りの経済ゲーム。
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会社の株券を集めて、設立に必要なリソースを集めて会社を設立する。
会社を設立すると、毎手番収入が入るので、たくさんの会社を設立したい。
だが、ただ闇雲に設立すれば良い訳じゃない。
このゲームでは会社の乗っ取りっていう要素があるのだ。
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この乗っ取りっていう言葉を聞くと怖そうに感じるが、しっかりお金を持っていれば怖いことはない。
お互いに得することもできる。
だが、お金を持っていないと激安で買いたたかれてしまう。
そうなるとすごく損なので、リスクマネジメントはとても大事。
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最後、終了カードが7枚めくられると急にゲームが終わる。
そうなると、会社やリソースの価値は激減するので終了カードが5、6枚になったら早々に店じまいしないといけない。
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序盤からいきなり、奪い奪われのヒリヒリしたやり取り。
最近のゲームでは感じられない緊張感がある。
ボードゲームでこんなにドキドキしたのは久々だ。
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自由度が高く、完成度の高いシステムなのはわかる。
だが、やっぱり「企業乗っ取り」っていうのが日本人気質な僕には合わなかった・・・
会社への思い入れがあるとこのゲームには勝てない。
食物連鎖大富豪。
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ルールは、連番のない大富豪。
で、カードの強さが一定ではないのが特徴。
・象は陸上生物なら大体に勝てるが、全ての動物に負けるねずみが唯一象に勝てる。
・ハリネズミに勝てるのはキツネだけ。
・蚊は最弱だが、象と同時に使うと象扱いになる。
みたいな特徴がある。
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ルールを読んだ段階だと、小難しいなぁ・・・と思ったが、実際プレイしてみるとそんなに煩わしくはない。
動物の食物連鎖がベースにあるからだね。
イラストは動物描かせたら右に出るものはいないドリス。
良いですよ。
ほぼ二人用カードゲーム。
(追記)「2人用じゃない!4人用だ!」って指摘を受けて、4人プレイを体験。かなり印象が変わった。評価4→6へ変更
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各プレイヤーの前に太陽の列と月の列がある。
各列は左から右へ昇順になっていないといけない。「ロストシティ」みたいにね。
で、カードを出す時は列の左端か右端に追加しないといけない。
そうこうして、自分の前に5枚以上の列ができたら、得点化することができる。
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このゲームで面白いのは、相手の列にもカードを置くことができるってルール。
これによって、いやらしい妨害や、意図しない協力が起こる。
なぜ意図しない協力が起こるのかと言うと、手札を使い切るまで手札補充ができない為。
手番には何かしらの行動をしないといけないので、相手の場に良いカードを出さざるを得なくなるのだ・・・
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ルールだけ読むと、中々面白そうな雰囲気があるが、実際プレイしてみると手札運がかなり高く、選択肢が少ない。
アートワークは良いので、手軽にキャッキャと楽しめば良いんじゃなかろうか。
(追記)
2人プレイだと不満だった「どうしようもなさ」が、4人プレイではかなり軽減されている。
手札が5×2になっているのもあるし、仲間からのヘルプもある。
あと、「ロストシティ」ペア戦と通じる、「俺が行くのか?仲間の様子を一回見るか?」っていう仲間との不自由な意思疎通も楽しい。
ってことで、4人専用。2人でプレイしちゃダメ!