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Board Game Memo Posts

ビットウィーン トゥ シティ

評価:5/10

ドラフトで都市作り。

しかも、都市は隣のプレイヤーと一緒に作る。

7枚ずつ配らられる建物タイルをドラフトする。

ピックするのは2枚!

というのも、都市は自分の右側と左側に1つずつ作る。

さらに、右側の都市は右隣のプレイヤーと、左側の都市は左隣のプレイヤーと共有の都市になる。

ピックしたタイルを両隣と見せ合って、どこに置くのかキャッキャと相談。

7枚を2枚、2枚、2枚とピックして1枚は捨て札。

その後、ダブルサイズのタイルを3枚ずつ配って、2枚ピック。

最期に、また7枚を配って、2枚、2枚、2枚で16マスが全部埋まることになる。

途中で入るダブルサイズのタイルが良いアクセントになっていて、ボンヤリした序盤にちょっとした緊張感を生み出すと共に、アクシデント要素としても機能している。

最終得点も変わっている。

最終的にそれぞれの都市を得点を計算して、左右の都市の得点を比べて低い方が自分の得点になる。

都市を協力して作っていく感じはとても楽しい!

パーティーゲームとしては良く出来ている。

隣と協力するドラフトってことで、カット的な考えは無く、とにかく仲良く最善を尽くすのだ。

個人的には、もうちょっと練って欲しかったかなという印象も受ける。

発想が良いだけにね!

開拓王

評価:5/10

「カルカソンヌ」的なタイル配置と、「プレルトリコ」的なアクション選択。

同人ゲーム。

開拓、生産、建築、消費の4種類のアクションを駆使して個人ボードでアレコレする。

有名ゲームをくっつけちゃいました!っていう同人っぽさ全開だが、上手くまとまってる気はする。

サマラ

評価:6/10

ワーカーに時間の概念を導入。

クワリの新作。

同メーカーの「太陽、海そして砂」のワーカーシステムを発展させたようなゲーム。

最後尾のワーカーがアクションを行うので、「テーベ」システムの発展って言ったほうがシックリくるか。

で、ワーカーを先に進めることで、進んだ先のアクションを実行できる。

アクションは基本2種類で、「進んだ先の道具チップを1枚取る」か「進んだ先の建物タイルを取る」か。

建物には、それぞれ必要な道具があるので狙った建物に合わせて道具を取っていくことになる。

あと、アクションスペースは4列になっていて、2列目のアクションスペースを使うには2人のワーカー、3列目を使うには3人のワーカーを同時に移動させる必要がある。

ここらへんの計画が悩ましくも楽しい。

新味もあって面白いシステムなのだが、これを今風に丸くデザインしないのがクワリ!

タイルの強さがマチマチになっている。

4つ道具がいるのに2点しか入らない建物があると思えば、道具無しで4点の建物も・・・

ゲーム準備で、これらのタイルを完全にランダムに配置するのだ。

その盤面を見て道筋を見つけて、ミス無くプレイしていかないとイケナイ。

「とりあえず、レアな道具を集めとくか・・・」みたいなヌルいプレイだと脱落必至!

序盤に脱落すると這い上がれない、本物のゲーマーズゲームだ。

(45分ぐらいのゲームなんで、脱落してもそこまで悲惨な状況にはならないけどね・・・)

アミティス

評価:6/10

空中庭園を作る。

ちょっと前のイスタリ。

色々な要素があるのだが、すべてが早取りと我慢比べ。

アップグレードカードは人数分用意されていないので、早取り。

だが、それを取るためのアクショントラックは全員が共通なので、我慢比べというか手番順操作が必要になってくる。

他にも資源を得るにも、好きな物を取れない。決まっている順番に取っていくので、ここでも順番が大事になってくる。

タイミングが大事。

ずっと緊張感が続いて楽しいのだが、贅沢を言うとちょっと要素が多すぎて視界が散漫になりがち。

個人的には、要素を絞るか展開の起伏を作って見るべきところを絞って欲しかったところ。

ワッキーチャレンジ

評価:4/10

カードでカードを獲得するレースゲーム。

自分の色のカード5枚を持ってゲームスタート。

カードには乗り物とルートが描かれいる。

ゲーム開始時に、プレイヤー人数分のカードを並べる。

これを1枚ずつ得点として取っていくのだが、取る順番を同時ビット。

乗り物の優先順位が決まっていて、上位の乗り物をビットしたプレイヤーから順番にカードを取っていく。

全員が取り終わったら1枚残るが、これにビットに使ったカードが次のラウンドの獲得札となる。

あと、最後に残ったカードに描かれている乗り物の優先順位が上がる。

手札5枚だけなので、5ラウンドで終了。

取ったカードの丸の数を数えて、一番多いプレイヤーが勝ち。

えらいシンプルなルールなのだが、全くもって感心する部分がない。

飛行機は2枚以上をセットにするとボーナスが付いたり、自分の色のカードを取るとボーナスが付いたりするのだが、このボーナスが深みを加えるどころか、プレイの幅を狭めている。

短時間で終わるので、他のゲームの良さを引き立たせるために、挟み込むのは良いかもね。

ゲット ビット

評価:6/10

サメに食べられないように逃げまどう。

シンプルなバッティングゲーム。

手札は全員共通。1〜5。

全員手札1枚を同時出し。バッティングすると進めない。

そして、最後尾がダメージを負う。

この上なくシンプルなのだが、前にいるプレイヤーはバッティングを狙い。

後ろのプレイヤーはバッティングを避ける。

攻守、互いの読み合いが熱い。

だがなんと言っても、このゲームの一番のウリはコンポーネント。

手足がもげる自分の分身を見て熱くならない訳が無い!

シンプルなルール。凝ったコンポーネント。短いプレイ時間。大逆転要素。

初心者オススメ要素がてんこ盛り。

ポールポジション

評価:6/10

F1がテーマのバッティングレースゲーム。

1~9のカードから1枚を同時出し。

数字の大きいプレイヤーから自分の駒を数字分動かす。

他プレイヤーの駒を追い越す時は2移動力を使うので先行有利だ。

あと、数字がバッティングすると移動できないのだが、出した数字カードは出したままにしておいて、次の移動時に加算される。

一気に大量移動できるようになるので、状況によっては敢えてバッティングしにいくことも有効。

あと、一気に順位をあげる「ターボ」やら順位数分移動できる「スパート」、追い越しのコストを減らす「スリップストリーム」等、逆転要素も盛りだくさんなので、最期までめげずに楽しめる。

古いゲームだけど、今でも十分楽しめる。

バッティングゲームは色あせにくいね。

星の王子さま:その先の物語

評価:5/10

「星の王子さま」が映画化されるってことで登場した関連商品。

前作と同様、カタラ・ボザのコンビ。

「東海道」的な一番後ろのプレイヤーが手番システムで進むスゴロク。

ゲーム開始時、各プレイヤーは同じ内容にカードセットを持っていて、それを消費してゴールを目指す。

雰囲気はホンワカしているが、意外とキツいゲーム。

最初のカードセットだけだと、ゴールできないバランスになっていう時点でかなりキている。

更に、他プレイヤーの上で止まるとそのプレイヤーの手札を1枚ババ抜きして、手札から1枚を返す。

良いカードを抜き取って、更にゴールさせにくくするのだ。

そうなると、ゆっくり進んだほうが良さそうだが、「東海道」の関所みたいに途中途中で早い者勝ちラインがあり、そこら辺の緩急を見ていく感じかな。

メインターゲットは子供だと思うんだけど、他プレイヤーへの攻撃だったり、途中脱落、先を見越した計画性等、妙に重いプレイ感。

テーマとのギャップで、よりそう感じちゃう。

前作も同じ印象を持ったけど、これが「星の王子さま」スタイルなのかな・・・?

ストリートファイターライバルズ

評価:4/10

「アールライバルズ」をカナイさんがセルフリメイク。

「ストリートファイター」にテーマ替え。

「アールライバルズ」をやったことないんで、どれぐらい変わってるのかわからないけど、キャラ別にカードセットが違う。

弱パンチで相手の大技を潰したり、ガードして次の攻防で優位になったり・・・

「ストリートファイター」の雰囲気がうまく表現出来てるので、元のゲームが好きな小中学生には受けるんじゃないかな。

カード構成表がついてるので、ガチ目に楽しむことも出来るのかも・・・

でも、ジャンケンっぽくウヘウヘ遊ぶので良さそう。

オールドタウン

評価:6/10

廃墟となった西部の街を論理的に復元する。

同作者の新作「カフェ・メランジェ」が気に入ったのでプレイさせてもらった。

「酒場」は「雑貨屋」の向かいにあった。

「教会」からは墓場が見えた。

みたいな条件カードをプレイすることで徐々に建物の場所を特定していく。

特定に貢献できればできるほど得点を得られる。

「カフェ・メランジェ」と比較すると軽いプレイ感。

基本システムは同じなのだが、どうしてこんなにプレイ感が変わるのか。

「カフェ・メランジェ」は場所を絞り込む際に、その絞り込む位置をコントロールしないといけない。

これが、ゲームとしての面白さを生み出しているのだが、同時にプレイ感を重くしている。

「オールドタウン」は、純粋に条件を絞り込むだけで得点できるからね。

その場その場で最良の手を打てばいい。

システム的には「カフェ・メランジェ」の方が優れているのだが、何とも捨てがたい「オールドタウン」の魅力。

どんどん建物が確定していく連鎖の爽快感。

もちろん、他にはない魅力的なテーマの存在も大きい。

あと「オールドタウン」のリメイクとして「シンダーハンネス」ってのが出ていて、ルールは「オールドタウン」と酷似しているのだがテーマの判りにくさがバツ。

ご注意を・・・