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タグ: boardgame

ニムト 20周年版

評価:8/10

ニムトの20周年版。

小数点カードって言う追加要素があるよ。

あと、カード裏面の牛マークが金色ゴージャス。

小数点カードは0.0~0.9の10枚のカード。

これらのカードを各プレイヤーに1枚ずつ追加で配る。

普通の10枚と合わせて11枚になる。

で、小数点カードは他のカードとちょっとルールが違う。

基本的に最初に置けるのだが、小さい数字だからどれかの列を全て取るんじゃなくていずれかの列の最後尾に置く。

0.1のカードだったら、最後尾の数字+0.1になる。

差し込み用、もしくは回避用のカード。

コロレット10周年用同様、完全にあってもなくてもどっちでも良い拡張。

他にもいくつかのバリアントルールが載っている。

読む限りはこれまた蛇足的バリアントだが、試してみても良さそう。

もちろん、小数点カードを抜けば、普通のニムトとしても遊べる。

「ニムト」を持っていない人はこれを機会に買ってみても良いかもね。

おばけキャッチ

評価:6/10

反射神経ゲーム。

「赤い椅子」「緑のビン」「青い本」「灰色のネズミ」「白いオバケ」

これら5つの駒の内からカードで示されたものを早い者勝ちで取る。

だが、指定の仕方にちょっとした工夫があって面白い。

基本は、指定カードに描かれている駒を取れば良いのだが、中には変則的な指定があり、それが頭を混乱させてくる。

更に上級ルール。

「本」が描かれていたら、駒を取るんじゃなくて駒の名称を「言う」。

もう、てんやわんやです。

最近、これでも飽き足らず「おばけキャッチ名人技」なるバージョンも出ている。

怖すぎて手を出せずにいるが、そのうちコッソリやってみよう。

プレムプレム

評価:5/10

バカパーティーゲーム。

クラマー最大の問題作。

まず、ゲームの開始時に自分のニックネームを決める。

ゲーム中、本名を行ってしまうとペナルティ。

既にバカ。

で、みんなで色んなレクリエーション的なゲームに挑む。

早口言葉だったり、楽器演奏ジェスチャーだったり、コマの早取りだったり。

キャッキャキャッキャと楽しみましょう。

同じ系列のゲームだと「ガッチャ」があるが、「ガッチャ」の方が色々絞られているし、洗練されている。

まぁ、バカゲーに洗練も何もないが・・・

パラディシオ

評価:6/10

究極にシンプルなタイル配置。

二人用。

各自に8枚ずつタイルを配る。

順番に1個ずつタイルを配置していって、先に配置できなくなった方の負け。

あと、タイルは4×4に収まるように置かないとダメ。

ぱっと見、陸か海かの2パターンしかないように見えるが、実は半分陸で半分海ってパターンがあるので、計4パターン。

道・草原・城の3パターンしかない「カルカソンヌ」よりも複雑なのだ。

1プレイ5分ぐらい。

何かの合間にササッとプレイするのに最適。

ボスキート

評価:6/10

バナナを使ってゴリラを競り合う。

公開競りなので、他の出方を見ながら腹の探り合い。シャハト。

基本的に手番では1枚バナナカードを出すか1枚バナナカードを引くか。

各色で出したバナナカードの数を比べて、一番枚数を出したプレイヤーしかゴリラカードは貰えない。

他のプレイヤーの出方を見ながらけん制しあう。

意地を張り合うと、どちらかがヒドイ目に合うが、肝心な所では意地を張らなければいけない。

ゴリラカードは1~9で、1は1枚、9は9枚ある。

搾取的に、各数字で最多枚数のプレイヤーはその数字の得点を貰える。他のプレイヤーは1枚1点。

少し救いがあるのは、最多がタイの場合は、どちらも数字の得点がもらえる。

この仲良し得点がゲームのカギか。

他にも、微調整が効くバナナチップだったり、次ラウンドのカードが見えていたりと、しっかり味付けされている。

あと、カードサイズが無駄にデカイのが良い。ゴリラだもんね!

ゲシュンク

評価:7/10

我慢といやがらせ。

取りたくない物を競るっていう変わった競り。

コインを1枚ずつ出していくジリジリ感が、苦しさを演出してるね。

大半はゲーム最初に抜いたカードで勝負が決まるのだが、手軽に苦しさと厭らしさを体感できるとても良いゲーム。

ルイス&クラーク探検隊

評価:7/10

アメリカ大陸を横断した探検隊をテーマにしたレースゲーム。

レースゲームと言っても、スピード感は皆無。

1ルートしかないので移動距離を表しているトラックとして捉えることもできる。

システムは、デッキ構築風カードマネジメントとリソースマネジメント。

あと、ちょろっとワーカープレイスメント。

最初はみんな同じカード構成で始まるのだが、徐々にカードを買い足したり捨てたりしながら、ベストなメンバーを揃えていく。

ルール量は多いし、カードもそれぞれに異なる効果。

ごちゃごちゃし過ぎだよ!ってなりそうだが、意外とスッキリ頭に入る。

各リソースの使用目的がハッキリ分類されているし、カード効果も全てアイコン化されているほどシンプル。

ただ、レースゲームでありながら他プレイヤーとの絡みは薄く、ソロプレイ感は強い。

自分だけで効率の良いプランニングをする感じ。

ここらへんは良くも悪くも今風だね。

苦しさが少なくポジティブなゲーム。

重量級ゲームだけど、何気にプレイヤーの間口は広いんじゃないかな。テーマも良いし。

中世の建築士

評価:5/10

建築の仕事を取って来て、労働者を雇い派遣する。

ルール説明は10分ほどで終わる。かなりシンプルなゲーム。

1個ずつ仕事をこなしていくのは効率が良くないシステムになっていて、複数の仕事をパラレルで上手く回すことを求められる。

最初は小さいな仕事をコツコツこなしつつ、徐々に大きさや数を増やしていくのが成長している感じで楽しい。

悪くないのだが、流石にちょっと平坦すぎるかな。無味。

何かしら、オッと思わせる部分がほしかった。

まぁ、ライトゲーマー向けに分かりやすさ重視で作られているんだろう。

スウィッシュ

評価:6/10

バスケットボールがリングに当たらずにシュッと入る。

あの気持ちよさをカードゲーム化!

場に並べられた16枚の透明のカード。

カードには1つのボールと1つのリング。

これらのカードを2枚重ね合わせて、互いのボールを同じ色のリングに入れる。

早い者勝ち!リアルタイムゲーム!

と、ここまでが初級・・・

本番は3枚以上のカードを重ね合わせてそれぞれのボールをリングへ入れる。

これを聞いた時は「無理無理無理!1枚も取れないわ!」って思ったけど、やり始めたら結構いける。

ピタッとはまると中々気持ちいい。

もちろん得手不得手が出る類のゲーム。

とは言え、「セット」みたいに頭が痛くなることはないので、気楽に挑んで見てください。

ピット

評価:8/10

王道リアルタイムゲーム。

海外ボードゲームやったことない人とゲームやる時には、よく登場する。

ギャーギャー騒ぐっていう本能的な楽しさ。

このゲームをプレイするたびに、そんなボードゲームの楽しさもあったと思い出し、しんみり嬉しくなっちゃうね。