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見逃してもイイよ!

評価:6/10

禁酒法時代の密輸がテーマ。

「手荷物検査」や「ノッティンガムのシェリフ」をギュッとした感じのゲーム。

荷物の種類が「合法品」と「非合法品」の2種類だけになっている。

あと、検査役が決まっているわけじゃなくて、挙手制。

捜査をするには捜査官カードが必要なので、手当たりしだいにしゃしゃり出てるとそのうち捜査できなくなる。

面白いのは、捜査に行っておきながらワイロを貰ってノコノコと帰った場合、捜査官カードを失わない。

ワイロを推奨しているゲームデザイン。

「手荷物検査」や「ノッティングアムのシェリフ」より好き。

要素を上手くまとめている。

捜査時の処理が若干ややこしいが、きちんとサマリー用意してくてるしね。

雰囲気はB級感満載だけど、なかなか面白いブラフゲームだよ。

ダラス

評価:6/10

企業を買収して、自社の規模を大きくするゲーム。

70年代に発売された「カルテル」のリメイク。

「ダラス」になって特殊カードが追加されているみたいだけど、今回は特殊カード無しでプレイ。

最初は全然所持金が無くて、1、2金の収入でワーワーやってるのに、しばらく進むと一気に経営が楽になってくる。

このブレイクスルー感がこのゲームの醍醐味。

ただ、拡大再生産&レガシーゲームってことで、序盤の引きが悪くて出遅れると挽回は困難。

でも、そんな欠点を補って余りある魅力があるゲーム。

荒いなぁって思いながらも、もう一回遊んでみたい気にさせる。

なんなんだろう、拡大曲線、引き運とプレイ時間のバランスが良いのかな?

カンピオ(クク)

評価:6/10

手札1枚のギャンブルゲーム。

フランス発祥のククカード。

そのククカードを用いて遊ぶゲームの中で(国内で)最もメジャーなゲーム。

1枚の手札を隣と交換するか、交換しないか。

この選択を1回やるだけのゲーム。

慣れてくるとカウンティングしていると、ちょっと有利になれる。

まぁ、基本的に運だのみだけど・・・

20人とかの大人数でも遊べるので、ゲーム会とかで重宝するね。

トラックス

評価:6/10

一筆書きでヘックスをうめつくす。

「クウィックス」とか「ザ・ゲーム」のベンドルフ作。

カードをめくると、4,5個のマスが描かれている。

全員がスタートマスからその色のマスを辿ってラインを引く。

次のカードをめくって、前のラインの先頭か末尾から更にラインを引く。

数字が書いてあるマスにたどり着くとそれが得点。ただ、2番目以降だと得点は半分。

最終的に、ラインを引けなかったマスはマイナスになる。

しっかり自分の作風を確立している。

わかりやすく、面白く、プレイングに工夫できる部分がある。

システムは古臭いんだけど、昔のゲームにありがちな粗さをしっかり削っている。

これからも期待してます!

スフィンクス

評価:6/10

二人用迷宮バトル。

互いに迷宮を作り、相手の迷宮を探索する。

先にお宝に行き着いたプレイヤーの勝ち。

相手の迷宮は入り口と出口しか見えてない。

一歩一歩確認しながら進む。

「C4!」

『通路』

「C5!」

『通路』

「B5?」

『壁!』

ってな具合。「バトルシップ」みたいな感じ。

シンプルなルールで、わかりやすいので、読みあいの面白さをすぐに体感できる。

理想的なレガシーゲーム。

エスケープ ゾンビシティー

評価:6/10

リアルタイムダイス協力ゲーム「エスケープ」のゾンビ版。

基本的には普通の「エスケープ」と同じ。

追加要素は「ゾンビ駒」。

新しいタイルをめくる度に、ゾンビカードをめくって、増えたり、進んだり、めちゃくちゃ増えたりする。

一定数のゾンビがスタート地点に到達すると即負け。

あと、ゾンビと同じタイル上にいると回復の目が使えない。

アイテムを集めきった後に、車での逃走フェイズがある。

みんなで、共通のダイス目を出せるように振り続ける。

ゴールに繋がる最後の盛り上がりなんだろうけど、ちょっと蛇足感あるね・・・

レベルは1~5まであるのだが、3ぐらいまでならそこそこ簡単。

そう思って、5に挑戦したらゾンビがワラワラ。

ゾンビにスタートに踏み入られて負け。

ゾンビの配置やら移動やら処理が増えているので、正しく処理することがより困難になっている。

「エスケープ」大好きか、ゾンビが大好きじゃない限り普通の「エスケープ」で十分。

シャーク

評価:6/10

企業買収と株のゲーム。

テーマやシステムの大枠は「アクワイヤ」に似ているのだが、全くの別物。

まず、ビルの建設がダイスロール。

2つのダイスによって企業の種類とエリアが指定される。

あと、一番大きな違いは、企業グループ同士がくっついた時に小さい方が「完全に潰れる」!

これによって、株価の大暴落が起こる。

この大暴落のダメージが相当デカいのだが、株は手番に何枚でも売れるのでリスク回避は容易。

先行したプレイヤーが手堅くプレイすると、逃げ切れちゃう気がする。

そうならないようにプレイヤー間のバランス取りが大事になってくる。

荒いゲームなのだが、特有の面白さがある。

ただ、今の感覚からするとちょっと長いかな・・・

キングスポーチ

評価:6/10

韓国発のバッグビルド。

最近話題だけど、発売は2014年。

個人袋から駒を引いて、個人ボード上の対応するアクションマスに置くことでアクション実行。

アクションによって、新たな駒を獲得して袋に入る。

似ている!「オルレアン」と似すぎている!

どっちが先か気になって調べてみたら、ほぼ同時。

偶然!?それとも、共通の源流があるのか?

内容に戻ると、

「キングスポーチ」はアクションに2つ以上の異なる駒が必要だったが、「キングスポーチ」は駒1つでアクションできる。

「オルレアン」は組み合わせを考えて駒を取っていかないとダメだったが、「キングスポーチ」は狙ったものズバリを取っていけば良い。

得点経路もシンプルで、とにかく見通しが良い。

初回プレイでも十分楽しめる。

その分、深みはない感じだけど・・・

ちょいガチゲーマー寄りが「オルレアン」、ちょいカジュアルゲーマー寄りが「キングスポーチ」かな。

グアテマラカフェ

評価:6/10

2つのボードを使ったコーヒー生産。

「村の人生」ブラント夫妻の古めの作品。

ボードは購入ボードと配置ボードに分かれている。

購入ボード外周にある監督駒を時計回りに移動させて、移動先の列にある駒を1~3個購入。

その獲得した駒を直ちに配置ボードに置く。

購入ボード上に配置されている得点計算駒を獲得すると、対応する色と同じ施設で得点計算が行われる。

その色に関わっている全員が得点するのだが、「その得点計算はマズい!」と思ったプレイヤーは拒否することが出来る。

拒否を拒否する事は出来ない。

拒否されないぐらいのそこそこの得点をボチボチ稼ぐのが良さそう。

でも、拒否は得点計算を完全に消すのではなく先伸ばしにする感じなので、独占してしつこく得点計算チャレンジを繰り返すって戦略も有りそう。

ちょっと、マルチ色が強いけど、他にないプレイ感で面白い。

最近のブラント作品よりも好き。

プレイ中に気付いたけど、「シトラス」とベースシステムが似てるね。

「シトラス」の方が後なんで、「シトラス」が参考にしたんだろうけど・・・(そして、「シトラス」の方が洗練されている)

ドラゴンのたからもの

評価:6/10

クニツィアが作った、ゆるい神経衰弱。

2004年のドイツ年間ゲーム大賞 子供部門ノミネート。

基本は神経衰弱なのだが、何枚めくれば良いかが絵によって違う。

「イチゴリラ」と一緒。(でも、こっちが先だよ)

がおそらく「イチゴリラ」とタイル構成が違う!ピッタリじゃない!(「イチゴリラ」未プレイなんで、未確認だが・・・)

例えば、人形は2枚めくれば良いのだが全部で4枚入ってる!緩い!

1枚だけめくれば良いタイルもいっぱい!緩い!

クモとドラゴンさえめくらなければ、異なる絵柄をめくっても失敗ではなくて、ドンドンめくって良い!緩い!

もう、ゆるゆるだが、それが良い!

記憶ゲームの中でも、バースト寄りの立ち位置になっている。

神経が衰弱しない。

最初から連続してめくると獲得できるけど、他のをめくるとバーストっていう「ドラゴン」の存在も秀逸!

「ドラゴン」はリスクが高いけど、最終的に一番多く獲得してたらボーナスがつくんで、逆転も狙えるよ。

タイル構成やちょっとしたルールによるバランス感覚は、やっぱりスゴイ。クニツィアバランス!

神経衰弱系は苦手なんだけど、これは良いね。