サンプラザ中野がプロデュースした国産ゲーム。
ざっくり言うと4人オセロ。
標準ルールだとそれだけ。
ここにダイス運をプラスするファミリールールが存在する。
狙ってか偶然か、独特なプレイ感を生み出している。
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手番ではダイスを振って、置く色を決定する。
赤なら赤、青なら青。
6面ダイスなので2つ特殊な目がある。
1つは白。白が出たら、自分の色を置く。
で、もう一つの黒。これは自分以外の色を置く。
この黒の選択肢が秀逸。
どれを選んでも苦しい中から一つを選ぶ。
楽しくないわけがない。
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通常のオセロ同様、序盤は相手の色を敷き詰めて、中盤以降でまくっていくのが理想。
序盤は正直何が出ても良いんだが、終盤に向けてダイス振る手に力が入るように。
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オセロだけあって、ダイナミックな展開が魅力。
盤面がほぼ1色に染まっていても、手番が1周すると、その色がほとんど無くなっていたりする・・・
1ゲーム中に様々なドラマが展開する。
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と言っても、最終的には最後のダイスロールで全てが決まる。
これを許容できるかどうかが評価の分かれ目。
ゲーム中に1回だけ使える好きなの置けるカードとかあったら、多少の納得感はありそう。