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バントゥ

評価:6/10

1955年のアブストラクトスゴロク。

スゴロクだけど、ダイスは使わない。

各自1,2,3の駒を持っていて、数字はその駒の移動数を表している。

で、そこかしこにライン状に繋がっているマスがあり、そこから移動を開始する場合、そのライン上にいる他の駒の数字も移動数に加えられる。

駒の後退が許されていない上に、他の駒がいるマスを通過することができない。

一本道ゾーンで他のプレイヤーの後ろに付いてしまうと、ふん詰まりになっちゃう。

そんなこんなで、自分の3つの駒をゴールさせたら勝ち。

そして、そこに攻撃的な1つのルール。

誰かの駒がいるマスで丁度移動を終えたることが出来る場合、踏まれたコマはふりだしへ戻る。

「ふりだしへ戻る!」

かなりインパクトがあるフレーズだが、注意していれば簡単に踏まれることはない。

もし踏まれても、他プレイヤーがけん制し合っている間に追いついたりする。

多人数アブストラクトなので、どうしてもキングメイカー問題は起こっちゃうけど、終盤には予想外の逆転劇が起こる。

1955年にこんなゲームが作られていたってことを知る為だけでもプレイする価値はある。

ハンブルグム

評価:7/10

シンプルよりなロンデル。

商品を生産して、

商品を輸出してお金を得て、

お金で資源を買って、

資源で教会や建物を建てる。

他のロンデルに比べて、アクションのサイクルがわかりやすく見通しが良い。

アクションは複数回実行できるものがほとんどなので、

1手番で一気に盤面が変わることもある。

かなりのスピード感。

「ロンデルって難しそう」と恐れている人は、これを最初にプレイしてみたら良いんじゃないかな。

初プレイでも、90~120分で終わる。

運要素なしって意味ではガチゲーだけどね・・・

パゴダ

評価:4/10

5重の塔を建てる。

二人用。

カードをプレイして、柱を置いていき、4本置いたらその上に板を置いて、さらにその板の上に柱を置いて・・・と積み重ねていく。

5段まで積み上がったら2つの柱を積み重ねて塔の完成。

板を置くときに、次の階層の柱の色を決定できる。

もちろん、自分が有利で相手が不利な色にしたい。

手札の7枚のうち5枚は公開手札なので、相手の持ってないカードを選ぶわけね。

これだけだと、あまりに地味なので特殊能力がある。

各階層の板を置くことで、その板の色に対応した特殊能力を得る。

そこまでダイナミックなものはないが、どれも上手く使えれば強力な能力になる。

いや、コレと言った欠点はないのだが・・・遊んでいてあんまり楽しくない。

序盤は、特殊能力が使えないのでジリジリした展開になるのだが、終盤は特殊能力が飛び交う派手な展開に。

この特殊能力連発が、僕にはなんとも興ざめなんですよね・・・

特殊能力は、ここぞってところでスパッと1発ですよ。やっぱり。

塔を建てる特殊効果の二人用ゲームっていうと「バベル」を思い出すが、どっちも苦手だ。

ということは「バベル」好きは合うのかもね・・・

バイブルハンター

評価:4/10

聖書がテーマのカードゲーム。

ベースシステムは手札のあるコロレット。

だが、列の獲得がバトル!

キャラクターカードを伏せて出し合って、一斉にオープン!

BP(バイブルポイント)がより大きいプレイヤーが勝つ!

「ポケモンカードゲーム」や「遊戯王」のような国産トレーディングカードゲームっぽいプレイ感。

いや、国産トレーディングカードゲームほとんどやったことないんで・・・想像で書いてます。

まぁ、BPが万単位になっているあたりから、狙ってそういうデザインにしているのは明らか。

ドイツゲーム好きはドドンと来る特殊効果に納得いかないかもね。

バサリ カードゲーム

評価:7/10

「バサリ」のカード版と言えば「宝石商」だが、それとは別にリリースされたのがこのゲーム。

「宝石商」で加わった特殊カード等の要素は無く、ボード版「バサリ」を忠実に再現している。

「宝石商」と同じく、各プレイヤーにそのラウンドで取ることができる得点や宝石が描かれたカードを1枚ずつ配る。

で、各プレイヤーは自分がやりたいアクションを選ぶ。

バッティングしたら、宝石の渡し合い交渉でアクション実行する人を決める。

このカード版独自のアクションとして、「カードをもう1枚手に入れる」ってのがある。

これは、カードを上書きするとかじゃなくて、カード上部に描かれたおじさんの人数を増やす意味で使う。

誰かの前のおじさんが15人を超えたらラウンドが終わり、15人以上のおじさんがいるプレイヤーには得点が入る。

ボード版「バサリ」のダイスアクションと同等のアクションと言える。

あと、「宝石商」同様、5人プレイにも対応している。

バッティングしない第4のアクションの追加ね。

実は「宝石商」で5人プレイしたことないので、どんなもんかようわかってないんだけど、対応人数が多いことは良いことだ。

手に入りにくかった「バサリ」が安めの価格で購入できる。

僕は9ユーロぐらいで手に入れたので、日本で出回る価格は2000円ぐらいかな。

「バサリ」の購入を考えてた人には良い商品じゃないかな。

大きさはニムトサイズの小箱だよ。

今回プレイしてみた感覚では、「バサリ」よりもターン数が短くなっている印象。

大体、5ターンぐらいで1ラウンドが終わっていたからね。

まぁ、短くても全然問題なかった。

鼻のゲーム

評価:3/10

鼻のタイルゲーム。

10種類の鼻をつなげてエリアを作る。

新たに作ったエリアに自分の駒を置いて、自分のエリアにできる。

簡単にできる

だが、誰かがそのエリアを拡張したらすぐに奪われてしまう。

簡単に奪われる。

良いタイミングで、自分のエリアを閉じて拡張できなくすることが大事になる。

とここまで、まじめに書いたが鼻だらけで全然ゲームに集中できない。

なぜ、こんなゲームを販売したのか・・・

デザイナーの性癖としか思えない異常さだ。

パラディシオ

評価:6/10

究極にシンプルなタイル配置。

二人用。

各自に8枚ずつタイルを配る。

順番に1個ずつタイルを配置していって、先に配置できなくなった方の負け。

あと、タイルは4×4に収まるように置かないとダメ。

ぱっと見、陸か海かの2パターンしかないように見えるが、実は半分陸で半分海ってパターンがあるので、計4パターン。

道・草原・城の3パターンしかない「カルカソンヌ」よりも複雑なのだ。

1プレイ5分ぐらい。

何かの合間にササッとプレイするのに最適。

パーキングゲーム

評価:4/10

サイコロ振って、出た色の自動車を自分の車庫に置く。

既に自動車がいる場合は、隣の駐車場へ移動しちゃう。

完全運オンリーなキッズゲーム。

手番にはサイコロを振って自動処理なので、選択肢はない!

子供が色を覚える為のゲームだろう。

対象年齢は4歳から8歳。

完全に対象外だった!

迂闊だった!

パレード

評価:7/10

カードでパレードを作る。我慢比べ。

1列に並んでいるパレードの最後尾にカードをプレイして、パレード先頭付近のカードを受け取る。

受け取ったカードは基本失点なので、あまり受け取りたくはない。

だが、受け取るなら中途半端に色んな色を取るよりも、豪快に同じ色をたくさん取った方が失点は少ない。

1プレイ目では、勘所というか面白どころがわかりにくいので、2回は遊んでほしいゲームかな。

元は日本の同人だが、グランペールからメジャーデビューし、Z-manで2度のリメイク、更に今年のニュルンベルクでシュミットでリメイク!

どんどんメジャーメーカーになってる気がする。

あまり、目立たないが、かなり成功した同人ゲーム。

次はアミーゴあたりでリメイクして頂戴!!

バスケットボス

評価:5/10

最強のバスケットボールチームを作る。競りで!

チームを作る部分だけに焦点を当てて、試合部分は一瞬で終わるのが潔い。

ラウンド毎に数枚出てくる選手を競りで取り合う。

このゲームの特徴は、時間によって選手能力に変化があること。

徐々に成長する選手。最初がピークで衰える一方の選手、ずーっと平坦な選手等々・・・

将来を見越した価値を見定める必要がある。

あと、所持金が公開。

中々シビアな競りになる。

決してつまらないことはないのだが、これと言って面白くもない。

スポーツに思い入れがないのが原因か。

ひいきのスポーツチームがあるような人なら大いに楽しめるだろう。