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タグ: カステッロ・メソニ

カステッロ・メソニ

Castello Methoni

評価:6/10

壁を置いて領地を作る。

コロヴィーニのエッセン新作。

見た目から「マウアーバウアー」のリメイクと思われているが、全くの別物。

手番では壁を置いて、その片側に自分のキューブ、反対側に隣プレイヤーのキューブを置く。

壁によってエリアが形成されると、面積とキューブの数に応じた金額を支払って自分の城となる。

この時、隣接する城を吸収することも出来るのだが、城の規模に応じたお金を相手プレイヤーに支払う必要がある。

城の吸収には、新規設立よりも多くの金額が必要となる。

吸収で無駄遣いをしていると一気に金欠になってしまう。

吸収されることでお金を得るっていう「アクワイア」的な思考も必要になってくる。

ルール量自体は少ないのだが、パッとは理解できないゲーム構造。

正体隠匿的な秘密目的、勝負所で自由な手を打たせないカードによる配置制限・・・

時代に媚びないコロヴィーニ節は健在!

ついていきます!

エッセン発売だが、韓国メーカーなので入手経路がわからず困っていたのだが、まさかのゲームマーケット発売で大興奮!

予約がちゃんとできたか心配で一番に向かったのだが、お客ゼロ・・・

コロヴィーニ人気の無さが伺えた・・・

ドイツやアメリカのメジャーメーカーが売れるゲームを量産するなか、こういう癖のあるゲームはアジア圏が受け持つ形になっていくのだろうか。

第2のピアトニックとなってコロヴィーニ新作をドンドン出してくれ!